ウクライナの検察当局は26日、男性国会議員が戦時下のルールを破ってインド洋のリゾート・モルディブで休暇を楽しんでいた疑いがあるとして、文書偽造などの容疑で捜査を始めたと明らかにした。ウクライナはロシアによる侵攻開始後、公務員の海外旅行や、18～60歳の男性の出国を原則として禁止している。
インタファクス・ウクライナ通信によると、捜査の対象になっている議員はユーリ・アリストフ氏で、6月5日に公務のためポーランドに出国した。アリストフ氏は7月10日に国外から病気を理由にした欠勤届を出したが、実際にはモルディブに渡り同22日まで家族と休暇を楽しんでいた疑いがあるという。
ウクライナでは戦時下での高官の不正が度々明らかになっており、ゼレンスキー大統領は25日の演説で「内部による裏切り行為」を強く非難していた。【ヨハネスブルク平野光芳】
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July 26, 2023 at 11:59PM
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戦時下の規則破りリゾート休暇か ウクライナ当局が国会議員を捜査 - 毎日新聞
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