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米信用収縮の兆候なし、利上げ継続の必要=セントルイス連銀総裁 - ロイター (Reuters Japan)

[6日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は6日、銀行部門の緊張が緩和し、信用収縮の兆候は見られていないことから、連邦準備理事会(FRB)はインフレ率を目標の2%に引き下げるために引き続き利上げを実施する必要があるとの考えを示した。

ブラード総裁はアーカンソー州リトルロックで行った講演後に記者団に対し「こうした種類の銀行による融資が大きく縮小するかはまだ明らかではない」とし、「十分な流動性と資本がある限り、融資を行う可能性は十分にある」と述べた。

また、FRBがインフレに関して早すぎる勝利宣言をすることはできないとすると同時に、金融部門のストレスは今のところ緩和されたように見えると指摘。金融危機が今後も緩和される確率は85%とみているとし、その場合はFRBは金利の道筋を維持し、労働市場がまだ強いうちにインフレを抑制しなくてはならないとの見方を示した。

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April 06, 2023 at 10:35PM
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