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円は対ドルで151円台半ば、米金利上昇でドル買い-介入警戒感は継続 - ブルームバーグ

13日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=151円台半ばで推移。前週末の米国市場ではインフレ期待の高止まりを受けて金利が上昇し、ドルが円に対して買われた。一方、年初来安値圏の151円台後半では日本の通貨当局による介入警戒感が強まる上、14日発表の米10月消費者物価指数(CPI)を見極める姿勢もあり、膠着(こうちゃく)感が強まる可能性もある。

 
  • 円相場は午前8時27分現在、対ドルで前週末比ほぼ横ばいの151円50銭
    • 10日の海外市場で一時151円60銭と、1日以来の円安・ドル高水準

  大和証券の石月幸雄シニア為替ストラテジストは「米連邦準備制度理事会(FRB)もデータ次第の姿勢で、一段の円安・ドル高を試すにしても米CPIや米小売売上高を見てからだ」と指摘。市場では152円が為替介入のターゲットとみられており、「介入警戒感も当然あるため、きょうは151円台半ばあたりでもみ合う展開になりやすい」とみている。

ドル・円の推移

  10日の米国債は中長期債が下落。10年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い4.65%程度、2年債利回りは4bp高い5.06%程度で取引を終了した。 ミシガン大学の消費者調査で長期インフレ期待が上昇した。格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが米国の信用格付け見通しを引き下げ、取引終了にかけて金利上昇圧力が強まった。

米消費者5-10年先インフレ期待、12年ぶりの高水準-ミシガン大

米国の格付け見通し「ネガティブ」に引き下げ-ムーディーズ 

  9日のパウエルFRB議長のタカ派 発言を受けて米金利が上昇し、円は対ドルで売られやすくなっており、10月31日に付けた年初来安値(151円72銭)が視野に入る。一方、今週は米金融政策を見通す上で重要な経済指標の発表を控えて動きづらい面もある。1日に151円台後半まで円安が進んだ場面で、神田真人財務官が為替介入について「スタンバイしている」と けん制しており、介入警戒感が円を下支えする状況も続きそうだ。

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