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日経平均は反落、期初の益出し売りで 日中値幅は昨年来最大 - ロイター (Reuters Japan)

日経平均は反落、期初の益出し売りで 日中値幅は昨年来最大

 4月1日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比566円35銭安の3万9803円09銭と、反落して取引を終えた。写真は2022年12月、都内で撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

[東京 1日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比566円35銭安の3万9803円09銭と、反落して取引を終えた。期初の需給要因で益出しの売りが相場の重しとなり、日経平均の下げ幅は一時660円を超えた。特に、直近で上昇が目立っていた銘柄群が軟調だった。日中の値幅は990円77銭となり、昨年6月23日の957円91銭を上回り昨年来最大だった。

日経平均は前営業日比277円高と、反発してスタート。一時320円超高となる場面もあったが、次第に売りが強まった。指数寄与度の大きいハイテク株や自動車株が軟調で指数を押し下げ、後場前半には3万9706円45銭の安値を付けた。ただ、売り一服後は押し目買いも流入し、下げ幅を縮める場面があった。中国の経済指標の改善を受けて、機械関連などはしっかりと推移した。

市場では。「ここ数年は期初に益出しの売りが出ることが多く、これだけ日経平均も高い水準だったため、利益確定売りが強まったようだ」(GCIアセットマネジメントのポートフォリオマネージャー・池田隆政氏)との指摘が聞かれた。池田氏は「来週くらいまでは上値の重い展開が続きそうだ」とみている。

一方で、日本株にとって悪材料が出たわけではないとして、「下値では押し目買いが支えとなりやすく、需給要因の売りが一巡すれば再び上方向を試すのではないか」(国内証券・ストラテジスト)との見方も聞かれた。

TOPIXは1.71%安の2721.22ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆6442億5100万円だった。東証プライム市場指数は前営業日比1.71%安の1400.61ポイントだった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が前営業日比1.58%安の734.62ポイントで終了した。東証33業種では、ゴム製品以外の32業種が値下がり。石油・石炭製品、証券などの下落が目立った。

個別では、東京エレクトロン(8035.T), opens new tabが3%超安、アドバンテスト(6857.T), opens new tabが4%超安と軟調。指数寄与度の大きいファーストリテイリング(9983.T), opens new tabは小幅安だった。自動車株の一角も売られ、トヨタ自動車(7203.T), opens new tabが4%安、ホンダ(7267.T), opens new tabが2%超安だった。一方、安川電機(6506.T), opens new tab、ファナック(6954.T), opens new tabはそれぞれ2%超高としっかりだった。

プライム市場の騰落数は、値上がり287銘柄(17%)に対し、値下がりが1331銘柄(80%)、変わらずが34銘柄(2%)だった。

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