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利上げ道のり長い、12月かその後50bp検討も-FRBウォラー氏 - ブルームバーグ

米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は14日、先週発表の10月の米消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比7.7%に鈍化したことは良いニュースだが一つのデータポイントに過ぎず、連邦準備制度が利上げを停止するまでには「まだ道のりは長い」との認識を示した。

  ウォラー理事はシドニーで開かれた会議で、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を4会合連続で0.75ポイント引き上げた後、12月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合かその後の会合で、政策担当者が利上げ幅を0.5ポイントに減速させることはあり得るとしながらも、利上げの停止に近づいているわけではないと注意を促した。

  「これら金利の上昇は続き、このインフレ率がわれわれの目標近くに低下するまで、しばらくの間高止まりするだろう。まだ道のりは長く、次回会合か次の2会合で終わりではない」と同理事は語った。

  パウエルFRB議長や他の同僚らも利上げは決して終わりでないが、間もなくスピードを落とすことができるかもしれないとこれまで発言している。ドル指数は先週11日に1%余り急落し、4週連続で下げたが、アジア時間14日朝の取引でドル相場は上昇に転じた。

ドル上昇、ウォラーFRB理事の発言で米利上げ巡るハト派的観測後退

  ウォラー理事の発言を受け、米国債利回りはアジア時間14日午前に全般に上昇し、2年国債利回りは一時7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い4.41%、10年国債利回りは8bp高い3.89%を付けた。

Consumer price growth slows in October in welcome news for Fed

  FF金利誘導目標が2023年半ばに4.9%前後でピークに達するとの見通しを先物市場は織り込んでいる。

  ターミナルレート(利上げの最終到達点)が5%を上回る可能性があるかとの質問に対し、よりタカ派的な政策担当者の1人として知られるウォラー理事は、連邦準備制度が責務から後ずさりすることはないと明言する一方、5%を超えるかどうかはインフレ動向次第だと述べた。

  「7.7%というCPI上昇率は非常に高い。われわれがどこで終了するかは、インフレについて何が起きるかに専ら左右されるだろう」と同理事は説明した。

原題: Fed’s Waller Says There’s a ‘Ways to Go’ Before Rate Hikes Done、*WALLER: LATEST CPI WAS ‘JUST ONE DATA POINT’、Treasury Yields Rise After Holiday on Waller Comments(抜粋)

(14日アジア時間の米国債利回りの動きを追加して更新します)

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November 14, 2022 at 06:04AM
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