○Tab P11 Pro
Lenovoによると、コロナ渦による生活様式の変化によって、昨年までと比べて自宅でストリーミング視聴に費やす時間が54%増えるとともに、タブレットの利用率も22.5%伸びているという。そういった生活様式の変化に対応するべく投入するのが、Lenovo Tabシリーズのフラッグシップモデルとなる「Tab P11 Pro」となる。
Tab P11 Proはエンターテインメント向けとして位置付けられている。ディスプレイには2K（2,560×1,600ドット）表示対応の有機ELパネルを採用。HDR 10およびDolby Visionに対応するとともに、NTSCかばー率108%の広色域表示、輝度最大500nitsとなっており、映像コンテンツを鮮やかに表示できる。
また、JBLブランドの4スピーカーシステムを搭載。スピーカーは2.5ccのチャンバーを備えるとともにDolby Atmosにも対応。映像コンテンツを迫力のあるサウンドで楽しめる。
ディスプレイベゼルは4辺ともに6.9mmに狭めることでディスプレイ占有率は87%に達しており、本体の小型化に貢献。サイズはW268.28×D171.4×H5.8mmと、薄さも極められており、Lenovoによると世界最薄を実現しているという。重量は485g。
エンターテインメント用途だけでなくクリエイティブ用途への対応も考慮されている。オプションの着脱式キーボード「 Keyboard Pack for P11 Pro」を装着することでOfficeアプリを軽快に利用できる。また、4,096段階の筆圧検知や傾き検知に対応するスタイラスペン「Precision Pen 2」にも対応しており、ペンを利用したコンテンツ制作作業にも活用可能だ。
カメラは、リアに1,300万画素＋500万画素超広角（画角120度）の2眼カメラ、フロントに800万画素＋800万画素の2眼カメラを搭載する。
SoCはSnapdragon 730Gを採用し、RAMは4GBまたは6GB、内蔵ストレージは128GB。外部ストレージとして最大1TBのmicroSDカードが利用できる。通信機能は、IEEE 802.11ac準拠無線LANとBluetooth 5.0を標準搭載。LTE対応モデルも用意される。
センサー類は、加速度センサー、地磁気センサー、電子コンパス、環境光センサー、ジャイロスコープ、近接センサーなどを搭載。生体認証機能は、側面に電源ボタン一体型の指紋認証センサーを搭載し、フロントカメラを利用した顔認証も利用可能。ポートはUSB 3.1 Gen1準拠USB Type-Cを用意。バッテリー容量は8,600mAh、駆動時間は最大15時間。ボディカラーはSlate GreyとPlatinum Greyの2色を用意する。
発売時期は2020年11月を予定しており、価格は699ユーロから。日本での発売時期や価格は未定だ。
○Tab M10 HD (2nd Gen)
コストパフォーマンスを追求した一般ユーザー向けAndroidタブレットの新モデルとなるのが、「Tab M10 HD」の第2世代モデル「Tab M10 HD (2nd Gen)」だ。
最新モデルでは、Googleが提供する新しいキッズモード「Kids Space」にいち早く対応。Kids Spaceは3〜8歳未満の子供をターゲットとし、子供が興味を示し、発見や成長につながるアプリや書籍、ビデオにアクセスできる。アプリや書籍は識者が承認したものに無料でアクセスでき、ビデオは子供向け動画サービス「YouTube Kids」を通して視聴可能になる。また、ペアレンタルコントロールによってアクセスできるコンテンツを最適に管理できるようにもなっており、安心して子供がタブレットを楽しむ環境を提供するという。
ディスプレイは従来モデル同様にHD（1,280×800ドット）表示対応の10.1型IPS液晶を採用。また、Dolby Atmos対応ステレオスピーカーも搭載しており、コンテンツも十分な迫力で楽しめる。
SoCはMediaTek Helio P22Tを採用し、RAMは2GBまたは4GB、内蔵ストレージは32GBまたは64GB。外部ストレージとして最大1TBのmicroSDカードを利用できる。通信機能は、IEEE 802.11ac準拠無線LANとBluetooth 5.0を標準搭載。LTE対応モデルも用意される。
カメラは、リアに800万画素、フロントに500万画素のカメラを搭載。センサーは、環境光センサー加速度センサー、地磁気センサー、ジャイロスコープなどを搭載。ポートはUSB Type-Cを用意。バッテリー容量は5000mAhで、駆動時間は最大10時間。サイズはW241.54×D149.38×H8.25mm、重量は420g。カラーはIcon GreyとPlatinum Greyの2色を用意する。
○Smart Tab M10 HD（2nd Gen）
この他、スピーカードックが付属しAmazon Alexaに対応する「Smart Tab M10 HD（2nd Gen） with Alexa Built-in」、専用充電台が付属しGoogle Assistant端末としても活用できる「Smart Tab M10 HD（2nd Gen） with Google Assitant」もバリエーションモデルとして用意される。
Tab M10 HD (2nd Gen)は2020年9月に発売を予定しており、価格は159ユーロから。Smart Tab M10 HD（2nd Gen） with Alexa Built-inは2020年11月に発売を予定しており、価格は199ユーロから、Smart Tab M10 HD（2nd Gen） with Google Assitant2020年10月に発売を予定しており、価格は179ユーロから。こちらも日本での発売時期や価格は未定。
○Smart Clock Essential
この他、音声アシスタント対応スマートクロック「Lenovo Smart Clock」の新モデル「Smart Clock Essential」も発表。こちらは従来モデルのSmart Clock同様にGoogle Assistantに対応し、内蔵のマイクとスピーカーを利用して音声による音楽の再生や様々な対応機器のコントロールが可能。ただし、ディスプレイは時計や気温などの情報のみ表示でき、タッチによる操作も省かれており、ボイスコントロールに特化した仕様となっている。
本体デザインは従来モデルを踏襲しており、背後にはLEDライトを搭載し、ナイトライトとして利用できる。また、スマートフォンなどの充電に活用できるUSBポートも用意する。
発売時期は2020年9月を予定しており、価格は59.99ユーロ。日本での発売時期や価格は未定だ。
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August 31, 2020 at 08:00PM
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Lenovo、11.5型2K有機ELモデルなどAndroidタブレット「Lenovo Tab」新モデルを発表（2020年8月31日）｜BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース
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