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恐竜の時代の大型哺乳類、20年かけほぼ完全に化石復元 - 朝日新聞デジタル

 白亜紀の南半球にあったゴンドワナ大陸にいた哺乳類ゴンドワナテリウム類のほぼ完全な骨格化石が、アフリカ東海岸沖の島国マダガスカルで見つかった。これまではバラバラに発見された歯やあご、頭骨が知られていただけだったが、恐竜がいた時代としてはかなり大きい哺乳類がどう進化したのかや、当時の大陸の生態系を探る貴重な手がかりになりそうだ。

拡大する写真・図版見つかった全身の骨格化石(左が頭)=研究チーム提供

 米デンバー自然科学博物館のデビッド・クラウゼ上級研究員らの国際研究チームが、科学誌ネイチャーに報告した。

拡大する写真・図版復元された骨格のイメージ=研究チーム提供

ネコくらいの大きさの新属新種

 化石は1999年、約7200万~6600万年前の白亜紀末期の地層から発掘された。約20年を費やした復元の結果、大きさは推定で全長52センチ、体重3・1キロ。ネコくらいの大きさだった。顔の骨に神経や血管が通る穴が多いほか、歯の構成が他の哺乳類と異なっているといい、新属新種の「アダラテリウム・フイ」と名付けられた。地面に穴を掘ったり、走ったりできたらしい。

拡大する写真・図版化石の哺乳類の想像図=研究チーム提供

 ゴンドワナテリウム類は白亜紀…

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