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NY円、6日続伸 1ドル=104円65~75銭で終了 米景気懸念で4カ月半ぶり高値 - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=横内理恵】30日のニューヨーク外国為替市場で円相場は6日続伸し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=104円65~75銭で取引を終えた。米景気への不透明感から対主要通貨でドルを売る動きが続いた。取引終了間際に円買いが進み、104円68銭と4カ月半ぶりの高値を付ける場面があった。

朝方発表の4~6月期の米実質国内総生産(GDP)が前期比年率32.9%減となった。市場予想(34.7%減)は上回ったが、過去最大の落ち込みとなった。コロナの経済的な影響の大きさが改めて意識された。週間の米新規失業保険申請件数は3月下旬以来初めて2週続けて拡大し、米西部や南部での感染再拡大を受けて景気や雇用の回復ペースが鈍化しているとの見方が強まった。

米債券市場では30日、長期金利の指標である10年債利回りが一時0.53%と3月上旬以来の水準に低下した。名目金利から期待インフレ率を差し引いた実質金利も過去最低を更新し、日米金利差の拡大を手がかりとした円買いも入った。

円相場は上値が重くなる場面もあった。上昇が続いており、利益確定や持ち高調整目的で円買い・ドル売りの持ち高を手じまう動きがあった。日本の財務省が円高への警戒感を強めていると伝わったことも円相場の重荷となった。

この日の円の安値は105円27銭だった。

円は対ユーロで続落し、前日比35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=124円00~10銭で取引を終えた。対ドルでのユーロ上昇を受けて、円に対してもユーロ買いが優勢だった。

ユーロは対ドルで続伸し、前日比0.0060ドル高い1ユーロ=1.1845~55ドルで終えた。一時は1.1848ドルと2年2カ月ぶりの水準までユーロ高・ドル安が進んだ。低調な米指標や米金利低下を手がかりとしたユーロ買い・ドル売りが優勢だった。ユーロ買い・ドル売りの勢いが強まっており、上値を試す目的の仕掛け的な買いが目立ったとの指摘もあった。

ユーロの安値は1.1742ドルだった。

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July 31, 2020 at 04:41AM
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