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米ISM非製造業総合景況指数、6月は48.8に低下-予想下回る - ブルームバーグ

米供給管理協会(ISM)が発表した6月の非製造業総合景況指数は活動縮小を示唆し、4年ぶりの低水準となった。業況感と新規受注の落ち込みが影響した。

キーポイント
  • 非製造業総合景況指数は48.8
    • 前月の53.8から低下
    • 市場予想の中央値は52.7、全ての予想を下回る
    • 50が活動の拡大と縮小の境目
Big Pullback at US Service Providers | New orders and business activity measures retreated in June

  業況指数は11.6ポイント低下と、2020年4月以来の大幅な悪化。新規受注指数は22年12月以降で初めて縮小圏に落ち込んだ。

  前月は総合景況指数が9カ月ぶりの高水準に上昇したが、6月に急反転。経済の最大部分を占めるサービス業の悪化は、景気が一段と減速しつつあることを示唆する。

  ISM非製造業景況調査委員会のスティーブ・ミラー委員長はブルームバーグラジオとのインタビューで、「これが一過性のものであると望んでいる。回答企業のコメント全般からはショックとは思えなかったが、良いニュースでなかったのは確かだ」と述べた。

  1日に発表されたISM製造業景況指数は3カ月連続で活動縮小を示した。サービス業の指数は高い借り入れコストや冷え込んだ企業投資、ばらつきのある個人消費を背景に、需要のひずみが拡大していることを示している。

米ISM製造業景況指数、3カ月連続で活動縮小-仕入れ価格低下 (2)

  6月は不動産や鉱業、小売業を含む8業種が活動縮小を報告。拡大を報告したのは8業種だった。

  ミラー委員長は発表文で、「調査回答者の報告によると、全般的にビジネスは横ばいか下降しており、インフレは緩和しているものの、一部のコモディティー(商品)は大幅にコストが上昇している」と指摘した。

  同時に、サービス業者が支払う素材の価格を示す仕入れ価格指数は3カ月ぶりの低水準となり、インフレの緩やかな鈍化を示した。

  雇用指数は5カ月連続で50を割り込み、在庫は2021年10月以来の低水準となった。在庫景況感の指数は17年以来の高水準に跳ね上がり、在庫が多過ぎるとみる企業の割合が増えたことを示した。

  受注残の指数は急低下し、昨年8月以来の低水準。新規輸出受注指数はなお50を上回っているものの、10.1ポイント低下の51.7と海外需要の低迷を示した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題: US Services Activity Contracts at Fastest Pace in Four Years(抜粋)

(統計の詳細を加え、更新します)

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