国内
感染拡大が進む中、年末年始の休暇シーズンが始まったが、各地の駅や空港は、例年とは違った光景となっている。
一方、混雑を避けるため、百貨店では一足早く福袋が売り出された。
26日、東京都では、新たに949人の感染が確認された。
1日の感染者が900人を超えるのは初めて。
感染拡大が止まらないまま始まった、年末年始の休暇。
JR東京駅の東海道新幹線のホームは、例年と比べると閑散としていた。
JR東海によると、のぞみの自由席の乗車率は東京駅発車時点で20%～60%。
目立った混雑はないという。
大阪に帰省「(帰省するかどうか)考えたんですけど、やっぱり実家に帰ってゆっくりしたい。帰っても家から出ずに、ほぼほぼステイホームで」
JR福島駅の東北新幹線のホーム。
例年、帰省客や出迎える家族などで混雑するが、2020年は静かな状況が続いている。
東京から来た人「この子だけ、すごく久しぶりなので帰省させようと思って。(PCR)検査はしてきました。また正月明けに迎えにくる」
一方、羽田空港の出発ロビーは、帰省客などで混雑しているように見えるが、日本航空によると、先週時点の国内線の予約状況は、2019年の半分以下だという。
長崎に帰省「(2021年は)コロナが治ってほしい。おもいっきり遊びたい」
静かな年末が呼び掛けられる中、例年と様変わりした2020年の年末。
東京・池袋の百貨店「西武池袋本店」では、元日から始める初売りセールを前倒しし、26日から福袋などの販売を始めた。
60代女性「いつもは人がいっぱいだけど、がらがらでうれしい。好きなの選べる」
前倒しの理由は、正月の混雑緩和が目的で、こちらの百貨店では福袋のおよそ6割をネットで販売するという。
2020年もあと5日。
高知市にある高知城では、1年の汚れを落とす「すす払い」が行われた。
宮城・仙台市の青葉神社には、地元の伝統的な門松が設置された。
「仙台門松」は、一般的な門松と違い、2本の栗の木に、松と竹を取りつけ、しめ飾りをつけるのが特徴。
心のふるさと創生会議・田中克人代表「歴史の薫りのある街づくりをしたいと」
江戸時代に仙台城などで飾られていた門松を復元したもので、2019年から仙台市内で設置を始めているという。
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December 26, 2020 at 04:33PM
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“休暇”開始 駅・空港の様子は 東京 過去最多949人感染 - FNNプライムオンライン
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