債券は下落か、主要中央銀行の政策会合控え上値の重い展開 - ブルームバーグ

19日の債券相場は先物が下落。日本銀行を含む世界の主要中央銀行の金融政策会合を週内に控え、警戒感から積極的な売買は手控えられており、上値の重い展開になっている。

　　ＳＭＢＣ日興証券の奥村任シニア金利ストラテジストは、日本時間21日未明に結果が発表される米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）は政策金利予想に注目していると指摘する。各中銀の会合を前に日本国債相場はやや軟調で、10年金利は0.7％前後に高止まりするとみる。

長期国債先物12月物は一時、前営業日比16銭安の145円56銭に下落
新発10年債はまだ取引が成立していない

流動性供給入札

• 対象は残存期間１年超５年以下
• 発行予定額は5000億円程度
• ＳＭＢＣ日興の奥村氏
  • 中期ゾーンは需給がタイトな銘柄が多いため入札は無難に通過する可能性が高い
• 備考：流動性供給の過去の入札結果 (表)

日銀オペ

• 10年国債を１％の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを毎営業日実施
• 債券先物の決済に使われる受渡適格最割安銘柄（チーペスト）対象の同オペも継続

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