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羽生首位、新SP圧巻 世界最高に肉薄 - 産経ニュース

【第90回全日本フィギュアスケート選手権大会 2日目】男子SP 羽生結弦の演技=24日、さいたまスーパーアリーナ
【第90回全日本フィギュアスケート選手権大会 2日目】男子SP 羽生結弦の演技=24日、さいたまスーパーアリーナ

24日に行われたフィギュアスケートの北京冬季五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権男子ショートプログラム(SP)で、右足首故障の影響で今季初戦となった昨年覇者の羽生結弦(ANA)が首位に立った。

鳴りやまない拍手の中、羽生は突き上げた右手をそっと首元へおろし、息を吐いた。111・31点。初めて披露した新しいSPで、非公式ながら自らが持つ世界最高に肉薄する高い得点をたたき出した。

ピアノの音色が響き「序奏とロンド・カプリチオーソ」がベールを脱いだ。2種類の4回転を含めジャンプは全て出来栄え点(GOE)で加点を得た。「曲に乗せる気持ちが強くある。ジャンプだけじゃなく全部見てもらいたい」と自負する表現力も際だった。5項目の演技構成点のうち「音楽の解釈」で10点満点を獲得。「まだ洗練されていない」という本人の言葉とは裏腹に、今季初戦から圧倒的な存在感を放った。

3度目の五輪シーズンは逆境で始まった。右足首負傷で11月のグランプリ(GP)シリーズ2戦を欠場。4月の国際大会を最後に約8カ月、実戦から離れた。負傷の瞬間は鮮明に記憶している。「フリーの頭(最初)からやった練習のときに、エッジが氷に取られ、抜けなくて『バキッ』っていきました」。超音波や低周波を使った治療を施し、静かに回復を待った。

新SPは試合を想定した練習で一度も完璧に滑れなかった。クリスマスイブに見せた勝負強さは、絶対王者の大きな武器でもある。

26日のフリーでは前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑む。「集中力を高めながらやっていきたい」。五輪2連覇を果たして以降、夢見てきた瞬間が近づいてきた。(田中充)

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December 24, 2021 at 08:48PM
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